そろそろ冬が終わり別れの時期になってきますね。今年で定年退職する人や会社の異動、学校では卒業などで、違う土地に行ってしまう人が皆さんの周りにもいらっしゃると思います。そこで今までお世話になったお礼にお酒をプレゼントしたいけど、どれがいいかわからない・・・といった人のために、お別れの餞別にふさわしい日本酒をチョイスしました!
お酒を贈り物にする場合は、パッとラベルを見ただけで「おっ!!」と思ってくれるのが重要だと個人的には思っています。いくら高価でもマイナーすぎる銘柄だと「???」となったら私だったらうれしさ半減です。この記事に書いているのは有名な日本酒で、日本酒好きなら必ず知っている銘柄の上級なものだけ集めていますので、贈られた側も喜んでくれるのではないかと思います。
退職、異動、卒業以外にも父の日や、お祝いごとの時、誕生日にもピッタリの商品たちですので是非参考にしてください!!
獺祭 磨き三割九分 純米大吟醸 感謝木箱
まずは日本酒のここ数年の一番のヒット商品から。お酒を飲まない人でも一度くらいは名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
獺祭はいろいろな種類があり、お手頃なものでは1,650円、一番高いものでは33,000円するものもあります。(ともに720ml)
そのなかでも高価な「二割三分」という木箱入りの商品があります。通常は商品名しか木箱に書かれていませんが「感謝」と書かれている商品があります。それがこちらの「獺祭 磨き二割三分 感謝」。
原料となるお米を磨けば磨くほど(お米の外側を削れば削るほど)雑味成分がなくなり味が美味しくなり、日本酒のランクも高くなります。
この「二割三分」とは「二割三分になるまでお米を磨いている」ということですので、お米の外側を67%削っているという、すべての日本酒の中でもトップランクの磨き具合です。
この感謝木箱は獺祭酒造公式HPでも掲載されていないので存在を知らない人も多いはず。中身は通常の二割三分と一緒ですが、気持ちのこもったプレゼントにしたい日人にはとてもおすすめです。
迷ったらこれをチョイスすると間違いないでしょう。
23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。華やかな上立ち香と口に含んだとき のきれいな蜂蜜のような甘み、飲み込んだ後口はきれいに切れていきながらも長く続く余韻。
※旭酒造公式HPより
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↓そのほかの獺祭の商品はこちら↓
八海山 大吟醸
お次は新潟県にある「八海醸造」の大吟醸。日本酒「八海山」はお酒どころの新潟の中でも次に紹介する「越乃寒梅」「久保田」と同じく昔から人気のある銘柄。
この大吟醸は比較的手ごろながらその確かな品質で多くの人を魅了しています。箱付もあるのでギフトにはふさわしいです。
細かくまろやかで綺麗な味わいとほのかに感じる上品な甘やかさ
毎年毎年、最高の酒を造りつづけることで磨いてきた蔵人の技。この酒のために選び抜いた山田錦と五百万石を45%にまで精米し、すべて手づくりの麹と、八海山の雪解け水が湧水となった「雷電様の清水」で醸した大吟醸。細かくまろやかで綺麗な味わいに、ほのかに感じる上品な甘やかさが料理を引き立てる、少し高級な食中酒です。
※八海醸造HPより
八海山の高級なものは「純米大吟醸 八海山 金剛心 浩和蔵仕込」もあります。6月と12月の2回しか発売されない、店頭ではほとんど見かけない数量限定のレアものです。高級感あるたたずまいながら価格も1万2,000円程度です。夏(6月)と冬(12月)発売のもので色が変わっているのも風情があります。
↓そのほか八海山の商品はこちらの記事にもまとめています。↓
越乃寒梅 超特選 大吟醸
「八海山」「久保田」と並ぶ、こちらも新潟の銘酒。今では比較的入手可能ですが、昔から「幻のお酒」と呼ばれているほど入手困難でした。
その越乃寒梅の中でも今回ご紹介したいのは「越乃寒梅 超特選 大吟醸」。「超特選」と書いているだけでテンションが上がります!!
原材料のお米は酒米として最上級といわれる兵庫県三木産の山田錦を使用。「獺祭 磨き二割三分」とほぼ同程度の精米歩合30%。冷からぬる燗まで様々な温度帯で楽しめるのもうれしいところ。
精米歩合30%まで磨いた上位等級の山田錦をふんだんに使い、蔵人の技術と感性を駆使して造り上げた大吟醸酒。
室温1℃の環境で約2年間熟成させることで、旨味と深みを充分に引き出してから出荷しています。
品格のある吟醸香と繊細できれいな味、さらに飲んだ後に旨さが戻る「余韻」をお楽しみ頂けるのが特徴。冷やはもちろん、大吟醸ながら「ぬる燗」もおすすめです。※石本酒造HPより
↓越乃寒梅のその他の銘柄はこちら↓
久保田 萬寿
「八海山」「越乃寒梅」と並ぶ新潟のブランド。その久保田の中で最高峰の商品がこの「久保田 萬寿」。特別なときにこの萬寿を贈る人が多い印象です。もちろん日本酒最高級規格の「純米大吟醸」となっており、華やかさと重厚さが織り合わさった特別な1本となっています。
1986年に発売された『久保田 萬寿』。発売以来、多くのお客様の特別な記念日を彩ってきました。その特別な時を彩るのにふさわしい味わいを、常に磨き続けてきています。
特長である“深みのある味わいと香りの調和”を追求。麹造りの精度を高めることで、萬寿ならではの味わいのふくらみ・柔らかさが生まれ、深みを増しました。また、深みのある味わいと調和のとれる華やかな香りを引き出し、さらに、火入れの際に、日本酒の温度を上げた後すぐに急冷し、貯蔵温度を従来よりも5℃下げることで、上品な華やかさをそのまま実感できるようにしました。※朝日酒造HPより
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田酒 純米大吟醸 四割五分 秋田酒こまち
青森県にある「西田酒造店」が製造する日本酒。上記「獺祭」「八海山」「越乃寒梅」「久保田」より入手が困難、プレミアム日本酒の一つとして名を連ねています。一般的な知名度は高くないかもしれませんが本当の日本酒好きなら憧れの銘柄です。
その田酒もいろいろ種類があり、1万を超える商品もざらですが、まだ手ごろで見た目の高級感もあるのがこの「田酒 純米大吟醸 四割五分 秋田さけこまち」。白地に金色の文字が映えています。
田酒は実店舗ではほとんど見かけることはできません。田酒だとどの種類でも喜んでいただけるものと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は退職祝、異動、卒業などの御餞別にふさわしい日本酒をご紹介しました!!一般的なお酒では物足りない、ちょっとインパクトを残したいという人にはとても良い商品たちだと思います。
皆さんのお酒選びの助けになれれば幸いです。
さらにこちらにも贈り物におすすめの日本酒を集めています。
他にもカテゴリ・ジャンル・イベントごとの贈り物におすすめの日本酒や、退職祝・餞別でおすすめのワイン・焼酎なども下のページでまとめています。是非ご覧ください!!