そろそろ暖かくなるこの時期、定年退職や異動、卒業など別れの季節がやってきます。
「今までお世話になった方へお礼と餞別にワインを贈りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんなひとたちのために、餞別や退職祝いにふさわしいワインたちをご紹介します!
ちょっとしたメッセージ性をこめたワインもありますので、どうぞゆっくりご覧になってみてください。
↓お礼・餞別の品にふさわしい日本酒ページもあります。是非ご参考にどうぞ!↓
アタ・ランギ
まず最初にご紹介するのはニュージーランド産の幾度となく賞を受賞しているワイナリー。
「アタ・ランギ」とはマオリの言葉で「新しい始まり」「夜明けの空」という意味。まさに新しい生活を送る人や知らない土地に旅立つ人にはうってつけのワイン!
アタ・ランギは「ニュージーランドのロマネ・コンティ」と呼ばれるほど世界中から称賛されています。
※「ロマネ・コンティ」とは世界最高の赤ワイン。冗談ではなく1本100万円ほどします。
「インターナショナルワイン&スピリッツ・コンペティション」という、世界最大級のコンテストでは、3度もの「最優秀ピノ・ノワール・トロフィー」を受賞しています。
※ピノ・ノワールとはぶどう品種の名前。ロマネ・コンティもピノ・ノワールで造られています。
この「アタ・ランギ クリムゾン ピノ・ノワール」はラベルに花が描かれており贈り物にもピッタリ!
優しい果実味と、広がりのある渋味、酸味もシャープでとても華やかで花のニュアンスも感じられる、とても贅沢な赤ワイン。
赤だけでなく白ワインも素晴らしい品質となっています。
新たな門出をお祝いする一本としていかがでしょうか?
シックス・エイト・ナイン ナパヴァレー レッド
数字の6・8・9が連なっている印象的なラベル。この各数字にはそれぞれ、
6=幸福
8=豊かさ
9=長寿
の意味があり、何とも縁起の良さそうなワインです。
アメリカ屈指の高品質ワイン産地と知られているナパ・ヴァレーで造られており、生産量も限られ、海外の顧客のニーズに応えるワイン造りを目指していることから、逆にアメリカ国内では販売していないそうです。
ステーキと相性抜群ということで、世界各国のステーキ店のメニューに多数オンリストしています!
有名なところではプエルトリコのリッツカールトン、カナダなどのリゾート地でも振る舞われています。
あふれるほどのボリューム感とほのかな果実の甘み、品のよい酸とスパイスを併せ持つ、フルボディタイプのワインです。
↓こちらも赤ワインだけではなく白ワインもあります↓
甲州テロワールセレクション 祝
こちらは日本産の白ワイン。甲州とは近年世界的に評価されてきている日本特有の白ブドウの品種。この祝を造っている勝沼醸造が甲州ワインの製造に特化し、海外から注目を浴びており、品質の高さで評判になっています。
その証拠に2003年の「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞も受賞しています。
祝という商品名はお祝いな贈り物にピッタリですが、実は山梨県の勝沼町にある地区の名前。その祝地区から収穫されたブドウで造っているのがこのワイン。日本では山梨県がワイン生産量のトップで、その中でも勝沼地区はワイン醸造で有名なエリアです。その上質な祝地区の甲州からできている、特別なワインです。
味わいは白桃を思わせるアロマ、爽やかな果実味と同時にほどよい苦味がマッチしています。
和食との相性もバツグンで、是非是非旬の味わいのものと一緒に飲んでほしいです。
シャトー・タルボ
ワインの本場フランスの赤ワイン。その中でも高級と言われているボルドー、メドック地区の格付け第4級に位置づけられています。
(ちなみに第一級には有名なシャトー・マルゴーなど、5種類のワインが認定されています。一本10万円程度~それ以上します。)
このワイン名の由来はイギリスでは国民的英雄と言われているタルボ将軍(トゥールボット将軍)の名前から来ているそう。このシャトー・タルボがあるサンジュリアン村を15世紀のイギリス時代にタルボ将軍が統治しており、それにちなんでいます。
世界中でも人気の赤ワインなので味わいとしては文句なし。格付け第4級と紹介しましたが、格付けの見直しがあれば第3級に昇格すべきとの声も多数上がるほどです。また、ヴィンテージ(収穫年)に左右されないと言われるほど品質が毎年安定しており、評価の高いワインです。バランスが良くエレガントな味わいです。
「将軍」というほど威厳が強かったり一見怖そうな方に贈るといいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?お別れの品にワインを送るのは粋なのでとても素敵だと思います。
他にも退職祝や餞別におすすめの焼酎、日本酒ページもありますので是非ご覧ください。
この記事が皆さんのプレゼント選びの参考になれば幸いです!!