アルコアイランド

利き酒師・焼酎利き酒師・ソムリエの資格を持っている筆者がお酒に関する情報を発信していきます

【旭酒造】獺祭の全銘柄を徹底解説!!贈り物におすすめは?種類や違いを詳しくご紹介

 

 数年前から爆発的人気になり、今もなおそのブームが続いている山口県の旭酒造が醸す「獺祭」。現在は一時のような超品薄ではなくなったようですが、まだまだ入手困難の銘柄で、定価で販売しているお店はないのではないでしょうか?


そして一言に「獺祭」といっても数えきれないくらいの種類があります。


「45」だったり「磨き三割九分」とか「円心分離」とか、お酒になじみのない人だとさっぱり何のことかわからないと思います。


 プレゼントに獺祭を選ぶ人も多いと思いますが、果たして何の違いがあって、どのような特徴があるのか・・・。


 ということで獺祭について銘柄ごとの特徴、また、お中元やお歳暮など、お世話になった人へのプレゼントやギフト、贈り物にオススメの獺祭を、利酒師の資格を持っている筆者がご紹介していきます!

 

 

 

獺祭とは

 

「獺祭」は山口県岩国市にある旭酒造が製造している日本酒の銘柄です。

そもそも獺祭は「だっさい」と読みます。獺は「かわうそ」と読み、動物のカワウソのことです。そして「獺祭」の意味は「獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。」とのことです。(獺祭公式HPより)

 

 旭酒造の製造コンセプトは有名で、「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて」お酒を製造する理念があります。大量生産をして売れればいいということではなく、本当においしいお酒を消費者の元に届けたい、という思いで獺祭も造られています。


 その「獺祭」は人気アニメのエヴァンゲリオンの作中にがっつり登場していたり(葛城ミサトの愛飲する銘柄として登場しています)、安倍首相がアメリカのオバマ大統領やロシアのプーチン大統領にプレゼントしたお酒でもあります。(安倍首相の地元は山口県ということもあるようです!!)

 

 そのほかたくさんの公式行事やイベントの乾杯のお酒として振舞われています。

 

 最近は海外への輸出も絶好調で、国内外の酒類コンクールでも数々の賞を受賞しています。その人気に比例して製造が追いつかず品薄状態が続いており、一般小売店では定価で販売されておらずで販売されていることがほとんどです。
 まだまだこの状態は続くと思われますので、購入する際は定価で販売されているネットで購入した方が良いでしょう。

 

「磨き」とは


 獺祭の各銘柄をご紹介する前に、獺祭の商品名についている「磨き」の意味についてご説明します。

「磨き」とは他の日本酒の用語で説明すると精米歩合と同じ意味になると思います。


 「精米歩合」とは日本酒の原料であるお米の表層部分を何%削ったか、その割合のこと。精米歩合60%」とは、「お米の表層部分を60%まで削った」ということです。「まで」とありますので、簡単に言うと「お米を40%削った」ということになります。精米歩合のパーセンテージが低くなるほど(お米を多く削っているほど)日本酒のランクが高くなっていきます。


 というのも、お米の表層部分には雑味成分が多くあり、内側部分に旨味成分が詰まっています。よってお米の外側部分を削れば削るほど、雑味成分が取り除かれ、旨味成分が残るので、そのお米で作られる日本酒はおのずと高級酒になるということです。 

 この精米歩合によってよく聞く大吟醸とか吟醸というランクに分かれていきます。

 

◆「大吟醸」「純米大吟醸」・・・精米歩合50%以下
◆「吟醸」「純米吟醸」・・・・・精米歩合60%以下  など


 このお米を削る(磨く)作業はコストと時間がかかるので、磨けば磨くほど、お酒の値段も上がっていきます。

 例えば、あとでも詳しく書きますが
「獺祭45」・・・・・・・「お米の表層部分を45%まで削った(55%削った)」、
「獺祭三割九分」・・・・「お米の表層部分を39%まで削った(61%削った)」ということになります。

 日本酒で一番ランクの高い「大吟醸」、「純米大吟醸」で一般的に流通しているのは精米歩合50%の商品が多いですが、獺祭はそれよりも多くの時間と費用を費やした商品を造ってるということになります。


 ちなみに獺祭ブランドは全て「純米大吟醸(等外は例外)となり、日本酒の最高ランクに該当します。さらに減少であるお米は「酒米の王様と呼ばれている「山田錦」のみを使用して造られています。

 獺祭はどの商品も、クオリティの高いお酒となっています!!

 

「獺祭」の日本酒

 

 実は「獺祭」は日本酒だけではなく米焼酎やスパークリング清酒も製造しています。とりあえず価格のお手頃順に獺祭の日本酒を紹介していきます。

 

 獺祭 純米大吟醸45

 

 

 「獺祭 純米大吟醸45」は獺祭ブランドの中で一番価格がお手頃な商品。(等外除く)
上でも説明したように、「45%までお米の外側を削った」ということなので、お米の外側を55%磨いて造った商品です。


 以前は「獺祭 純米大吟醸50」が発売されていましたが2019年4月で終売、代わりにこの「獺祭 純米大吟醸45」にリニューアルし新登場しました。

 

 その理由はというと・・・

 

2019年4月1日より、獺祭50の精米歩合を5%下げて、獺祭45に変更いたします。

精米歩合23%、39%、50%とある獺祭シリーズの中で、獺祭50は気軽に飲めるスタンダードなお酒で、一般的な酒蔵でいう普通酒の様な存在です。 ですが、気軽なお酒だから品質はそれなりで良い、安定した品質のものを効率的に作ろう、とは私たちは思っていません。

お客様に口にして頂く機会が一番多い獺祭だからこそ、昨日より少しでも美味しく、私たちの理想とする味わいに少しでも近づけたいと思っています。そのための手段として、今回さらに5%磨く事を決断しました。5%違うことで、味わいの繊細さ、きれいさがはっきりと増しています。

この変更は、私どもの規模が小さいうちは、製造原価が吸収しきれず、現実的に不可能でした。年間35000石以上の純米大吟醸を作り、精米歩合分を吸収できる今だからこそできる変更と考えております。

獺祭45を引き続きご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。

                             旭酒造HPより

 

 以前の「獺祭 純米大吟醸50」は精米歩合50%でしたが、新しい「45」は5%余分に磨いているのでさらにクオリティがアップし新登場ということです!!

 

 さて、この「獺祭 純米大吟醸45」は価格が一番お手頃ということで獺祭の入門酒のような位置づけ。「獺祭を飲みたい!!」と思ったらまずこの45を飲んでみると良いでしょう。

 

 味わいは素直においしいと思えるお酒で、獺祭全体がそうですがフルーティーで香り高い商品です。まずは「45」で獺祭の特徴を感じ、次の1本に進むことをオススメします。

 

  ↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸45」商品説明↓

「美味しくなければ意味がない」獺祭のスタンダード。山田錦を45%まで磨いた。米由来の繊細な甘みと華やかな香り。

 

【商品情報】
商品名:獺祭 純米大吟醸45
アルコール度数:16度
精米歩合:45%

【価格】
・箱なし   180ml: 440円
       300ml: 688円
       720ml: 1,650円
       1800ml:3,300円


・DX箱入   300ml: 743円
       720ml: 1,738円
       1800ml:3,421円

 

 
 

獺祭 純米大吟醸 三割九分

 

 

 「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」は「獺祭45」のワンランク上の商品。「磨き三割九分」なのでお米を39%まで磨いた=お米の外側を61%磨いたお米を使用した、ということです。


 精米歩合39%は数ある大吟醸クラスの高級酒でもお目にかかることは少ないです。それほどまでに手間暇かけて製造している証でもあります。

 

「三割九分」は獺祭の中ではミドルクラスに位置する商品。「45」はスーパーや酒屋さんでも見かける機会はありますが、三割九分はあまり店頭では見かけません。このランクでもすでに実店舗では入手が難しくなっています。


 コストパフォーマンスに優れた逸品で、獺祭特有のフルーティーさもさることながら清らかさも感じ、またただ単にフルーティーなだけでなく爽快なキレな切れ味も味わえるお酒となっています。

 

 ↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」商品説明↓

 

 華やかな上立ち香と口に含んだときに見せる蜂蜜のようなきれいな甘み。飲み込んだ後の長い余韻。これぞ純米大吟醸

 

【商品情報】
商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分
アルコール度数:16度
精米歩合:39%

【価格】
・箱なし   180ml: 682円
       300ml: 1,061円
       720ml: 2,541円
       1800ml:5,082円


・DX箱入   300ml: 1,133円
       720ml: 2,076円
       1800ml:5,472円

◆受賞歴
・「平成29年広島国税清酒鑑評会」優等賞受賞
・「全米日本酒歓評会」 金賞受賞
・「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション」金賞受賞

 

 
 

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

 

 

 「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」までいくと高級日本酒になります。精米歩合23%クラスの日本酒はもうほとんど見かけないでしょう。店頭でも見かけることはほとんどないレアものです。

 

 プレゼントにオススメの商品で、木箱入りも用意されています。キャップ部分も布で覆われており、「45」、「三割九分」よりも一段と高級感を出している商品。三割九分でも十分上等なお酒ですが、このランクより上の獺祭をプレゼントすれば間違いはないでしょう。
国内線JALファーストクラスでも採用されています!!

 

↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」商品説明↓

 23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。華やかな上立ち香と口に含んだとき のきれいな蜂蜜のような甘み、飲み込んだ後口はきれいに切れていきながらも長く続く余韻。

 

【商品情報】
商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
アルコール度数:16度

【価格】
・箱なし   180ml: 1,529円
       300ml: 2,266円
       720ml: 5,390円
       1800ml:10,780円


・DX箱入   180ml: 1,628円
       300ml: 2,376円
      720ml: 5,555円
       1800ml:11,170円

・木箱入   300ml: 2,711円
       720ml: 5,830円
      1800ml:11,440円

 

↓二割三分の感謝木箱もあります↓

 

 

 
◆受賞歴</div>
・「全米日本酒鑑評会 2018」銀賞受賞
・「SAKE COMPETITION 2018」純米大吟醸部門銀賞受賞
・「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018」金メダル受賞
・「純米酒大賞2017」金賞受賞
・ プロが選んだ大吟醸純米大吟醸BEST30・第一位 ※徳間書店発売の「食楽」二月号

 

獺祭 純米大吟醸 遠心分離 (三割九分/二割三分)

 

 

 
 先に紹介した「三割九分」と「二割三分」にはこの「遠心分離」製法で造ったものがそれぞれ存在します。

 

 通常日本酒はもろみが入った袋を機械で圧力をかけて搾りますが、遠心力を活用してもろみからお酒を抽出する方法が「遠心分離」製法です。

 

 遠心分離機は高額で多額の費用が必要ですが、遠心分離で絞ったお酒は日本酒が持つ本来の風味を損ねることなく、よりふくよかに香り高くなるという特徴があります。

 

※もろみ・・・酒母・麹・蒸米・仕込み水をタンクに投入して発酵させたもの。日本酒になるちょっと前の段階のものです。 

 

 通常の「三割九分」と「二割三分」と比べて値段も当たり前ですが高くなります。通常商品との飲み比べもお金に余裕があれば楽しむことができます。

 

 ↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離」商品説明↓

 

 無加圧状態で、もろみから酒を分離するため、 純米大吟醸もろみの本来持つ香りやふくらみ等の美点が崩れることなく表現されています。

 

【商品情報】
商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離
アルコール度数:16度
精米歩合:39%

【価格】

・DX箱入 720ml:3,965円
     1800ml:7,931円

 

 

 

↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離」商品説明↓

 

 このお酒は、遠心分離の技術を使い圧力をかけずに搾ったものに、
通常のお酒の搾り方である圧力をかけて搾ったものをブレンドしております。
遠心分離の美点である「いやなところが何もない酒質」に、通常の搾り方由来のパンチのあるごく味を持つ酒質を加えて、洗練された華やかさと繊細さに厚みと複雑さを表したものです。

 

【商品情報】
商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離
アルコール度数:16度
精米歩合:23%

【価格】
・DX箱入 720ml:8,497円
      1800ml:16,995円

◆受賞歴
・「SAKE COMPETITION 2019」純米大吟醸部門銀賞受賞
・「KURA MASTER」金賞受賞

 

 
 

獺祭 おためしセット


 こちらは「獺祭 純米大吟醸45」、「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」、「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」の180mlが各1本入ったセットです!! 獺祭の180mlも店頭で見かけることはほぼないので、「ちょっとずつ獺祭を飲み比べたい!!」という人にはとってもオススメです!! ※遠心分離ではありません

【価格】 2,838円

 

 

 

獺祭 磨きその先へ

 

 この商品は獺祭最高峰のお酒。値段も半端なく高いです。「二割三分」を超えるその先を目指して構想・開発に10年を費やして造られました。

 

 冒頭で「安倍首相がアメリカのオバマ大統領に贈ったお酒」と紹介しましたが、実はそのお酒こそがこの「磨き その先へ」なのです!!(2014年オバマ大統領来日時)

 さらにオバマ大統領主催の公式晩餐会の乾杯酒としてもふるまわれています。(2015年4月28日)

 国のトップがアメリカ大統領にプレゼントするということは、日本でも最高峰のお酒という位置づけでしょう。


 自宅用ではさすがに手も出せないですが、とてもお世話になっている人への贈り物にはふさわしすぎる逸品です。これをプレゼントされて逆に喜ばない人がいるのでしょうか(笑)


↓旭酒造公式HP「獺祭 磨きその先へ」商品説明↓

 

 近年、「磨き二割三分」に対し高精米分野での追随者が何社か現れたように高精米でひとつの理想型を達成しました。
 しかし、更にその先を目指したものです。
 このお酒は「獺祭磨き二割三分」を超えるものとして造られました。品質の方向としては磨き二割三分のより完成されたものとしてではなく、踏まえた上で別のものとして造られています。
(途中省略)
 品質的に一歩踏み出しているが故にただ飲まれたのではせっかくの「磨きその先への魅力が分かりにくいと思います。まず、1~2杯「磨き二割三分」をお楽しみいただいた後、「磨き その先へ」へお移りになると、よりくっきり皆様の前にこのお酒の魅力が現れると思います。

 

【商品情報】
商品名:獺祭 磨きその先へ
精米歩合:非公表

【価格】
・720ml  33,000円

 

 

 

 ↓「二割三分」とセットになったものもあります。↓

【価格】
・720ml 38,500円

 

 

 

 獺祭の日本酒【季節商品・レギュラー商品以外】

 

 ここまでは、獺祭を製造している旭酒造公式HPに掲載されているレギュラー商品を紹介しました。実はこの他にも旭酒造のHPに掲載されていない季節限定品や規格外商品も製造しています。ここからはその商品について説明します。

 

獺祭 等外/等外23

 

 

 

 

 「獺祭 等外」は等外米を使って造られたお酒。日本酒を造るためのお米には1級、2級、3級、規格外といった等級があり、「等外」はその規格外のお米で造った獺祭です。

 

 等外米は米粒の形が悪いなどの理由で酒造りには不向きとされているお米です。その規格外のお酒で等外は製造されていますが、実は精米歩合30%という、「三割九分」よりもお米を磨いているんです!

 

 ただ、「獺祭」は全て純米大吟醸という日本酒の最高ランクに値するお酒ですが、「等外」は等外米を使用しているため純米大吟醸は名乗れず、普通酒のランクで販売されています。

 

 なぜ規格外のお米を使って獺祭を製造しているのか?それには理由があります。

 

  「獺祭」は全て最初に書いたように酒米の王様と呼ばれる山田錦で全量生産しています。しかし王様と呼ばれるだけあって、山田錦の生産量は多くなくお米の確保は簡単ではありません。お米を作っている農家は山田錦を生産しても、どうしても廃棄されてしまうことになる規格外のお米が発生します。

 

 旭酒造はこの等外米までも買い取り、農家の方の生産リスクを軽減させて「等外」を造っているのです。

 

 ひいては農家の方も安心して山田錦を生産することができ、旭酒造としても獺祭を生産するための山田錦を長期的、安定的に確保することができる、ということです。

 

 普通酒のランクで造られていますが、精米歩合30%ということで味も折り紙付き。ただ等外米使用の普通酒扱いなのでお値段はリーズナブルとメリットも多くあります!!

 

 注意点としては等外米を使ったお酒は味の変化が早いので製造より1ヶ月以内に消費することを推奨しています。

 

 プレゼントとしてはあまり向いていないと思いますが自分で飲む用には贅沢な1本だと思います。

 

 

 

 そして等外にはもう1種類、「獺祭 等外23」というものがあります。

 

 もうお分かりかと思いますが、こちらは精米歩合23%、そして生酒仕様となっています。

 普通の「等外」が精米歩合30%なので、それをさらに7%も磨いた商品。製造工程で火入れをしない生酒なので、爽やかでみずみずしい味わいを楽しむこともできます。

 

 ※生酒は「要冷蔵商品」となっています。

 

 
 

獺祭 寒造早槽

 

 

 「寒造早槽」と書いて(かんづくりはやぶね)と読みます。こちらは冬季だけの限定品。

 

 その名の通り寒い時期に仕込むので冬季限定の商品となっています。寒い時期にお酒を仕込むと雑菌が繁殖しにくく、もろみも低温で発酵することができるのできめ細かく上質なお酒を造ることができます。

 

 「寒造り早槽」はいうなればしぼりたてや新酒のようなもので、香り高くフレッシュでフルーティー、なおかつ充実した味わいとなっています。こちらも生酒で要冷蔵商品です。

 

 精米歩合45%ですので、等外とは違い純米大吟醸表示となっています。

 

【商品情報】

商品名:獺祭 寒造早槽

アルコール度数:16度

精米歩合:45%

生酒・要冷蔵

 

 

 

獺祭 槽場汲み 無濾過純米大吟醸 磨き三割九分

 

 

 

 こちらは3月と10月の年二回のみ発売される限定品。無濾過、そして生酒仕様の商品です。当初は旭酒造の地元である山口県でのみ発売していた商品です。今でも獺祭取扱店のなかでも限られたところでしか販売していないようです。

 

 まず最初にこの「槽場汲み」の言葉は、山口県の酒販店の配達員が「しぼりたてのお酒を、槽場で汲んで帰って売る」というコンセプトのお酒、ということからとっています。

 

 「無濾過」(むろか)のお酒はその名の通り「濾過していないお酒」のこと。発行段階のもろみを搾ったばかりのお酒は澱(おり)が浮遊しています。これらを細かいフィルターを通して除去する作業を「濾過」といいます。

 

 無濾過とはその「濾過」の作業をしないということです。濾過をしたお酒は香りや味の調整に役立っていますが、逆にできたての新鮮な味わいが失われることにもなります。

 

 無濾過は品質劣化のリスクが高いため、長期保存には向いていません。この「槽場汲み」も製造日より2週間での消費を推奨しています。

 

 とても短く感じますが、それだけできたての商品を素早く販売店、消費者の元へお届けしているということなのでとても好感が持てます。加えて生酒ということで要冷蔵商品となっており、よほどの自信がなければこのような商品は造らないでしょう。

 

 「槽場汲み」は年二回の限定商品、限られたお店でしか販売していない超プレミア品です。即刻品切れする商品です。実店舗ではおそらく手に入らないでしょう。

 ネットでは予約販売制で注文受付をしているようですので、運が良ければ手に入るかもしれません。

 

 

 

獺祭 早田 純米大吟醸 磨き二割三分

 

 

 

 通常日本酒は「火入れ」という作業をします。これはお酒に残っている菌を死滅させたり、麹から溶け出した酵素が残っていて酒質が悪くなるのを防ぐために行います。

 

 ただ、火入れをするとお酒の保存には効果がありますが、できたてのお酒の風味やフレッシュ感は損なわれてしまいます。

 

 「獺祭 早田」はその火入れのマイナス点を極力少なくするよう最新の技術を取り入れ、極力熱を加えず短時間でフレッシュ感の低下を抑えることに成功した商品です。

 

 「最新の技術」とは、二酸化炭素をマイクロバブル化してお酒に加えて、火入れの常識を覆す40度以下の殺菌で通常の火入れと同等の成果を得られる、という技術を使っています。

 

 「早田」という商品名は、この技術を旭酒造とともに開発・研究していた明治大学の故・早田保義教授の名からとっています。

 

 この商品は木箱入りとなっており、贈答用にも最適です。

 

 

 

獺祭 純米大吟醸スパークリング45

 

 

 近年は日本酒に炭酸が入った「スパークリング清酒」の需要も高くなっています。一ノ蔵酒造も「すず音」や宝酒造の「澪」などがその代表ですが、獺祭もスパークリング清酒を造っています。

 

 数年前までは「発砲にごり」という商品名だったと記憶していますが、現在は商品名を変更して今の名前になっているようです。

 

↓旭酒造公式HP「獺祭 純米大吟醸スパークリング45」商品説明↓

 

 純米大吟醸だからこその華やかな香り、山田錦だからこその米の甘み、瓶内二次発酵だからこその炭酸の爽やかさが特徴。

 

【商品情報】

商品名:獺祭 純米大吟醸スパークリング45

精米歩合:45%

要冷蔵

【価格】

 180ml: 511円

 300ml: 1,023円

 720ml: 2,046円

 

 

 

 そしてこのスパークリングにも三割九分のものが存在します。

 季節によっても二割三分バージョンなども発売されるので是非是非チェックしてみてください!!

 

 

獺祭焼酎

 

 

 「獺祭といえば日本酒」というイメージが根強いでしょうが、実は焼酎も造っています。他にも「越乃寒梅」や「八海山」といった有名な日本酒蔵も焼酎を製造しています。

 

↓越乃寒梅の米焼酎「越乃寒梅 古酒 乙焼酎」

 

 

 

↓八海山の米焼酎「八海山 本格粕取り焼酎 宜有千萬」

 

 

 

 日本酒を製造している蔵ですので芋焼酎でも麦焼酎でもなく米焼酎になり、獺祭のフルーティーさの元になっている酒粕から造られています。

 

 芋焼酎は香りが独特だったり味も比較的クセが強かったりしたり、麦焼酎も意外と苦手な方が多いです。しかし米焼酎はすっきりとした透明感ある香味が特徴で、女性でも飲みやすいと実は人気があります。

 

 獺祭焼酎はもともとの米焼酎の綺麗な味わいに加え、あの獺祭のフルーティーさも上乗せされたとても贅沢な逸品。ロック・水割りがオススメでまるで焼酎とは思えない華やかさと甘みも堪能できます。

 

 こちらも激レアですので商品を探す手間を考えればネットで購入するのがオススメです。

 

 

 

 獺祭 甘酒

 

 

 ここからはお酒ではなくなりますが、獺祭は甘酒も造っています。

 

 健康ブームもあって甘酒を毎日飲んでいる人も多くなっています。獺祭の甘酒はもちろんノンアルコールで無添加・麹仕立てで製造しています。さらに等外米にはなりますが山田錦を50%まで磨いたお米を使用しています!!とても贅沢な甘酒です・・・。パッケージも本格的で高級感がありますが定価で918円とお手頃な価格です。

 

 

 

獺祭酒ケーキ

 

 

 ここまで来ると飲み物でもなくスイーツですが「獺祭 酒ケーキ」も販売しています。

 

 これは「獺祭45」をたっぷりとしみこませて造った酒ケーキ。獺祭を連想させる香り高い香味としっとりとした食感、さっぱりとした風味が特徴のケーキです。

 

 ※アルコール2%含まれているので小さなお子様、妊婦の方、お酒に弱い方、運転される方は控えた方がよさそうです。

 

 
 

獺祭 手作り酒粕 石鹸

 

 次はもはやお酒でも、食べ物でもなく「石鹸」です。

 

 酒粕がお肌に良いということは、各酒造の名前を冠している酒粕を使用したマスクや美容パック、化粧水が多数販売され売れているのでご存じの方も多いと思います。

 

 ということは石鹸も肌にいいはず。しかも獺祭の石鹸です!!さらに「磨き45」、「三割九分」ではなく「二割三分」の最高級の酒粕で造った石鹸!!これを使うと肌もつるつるになりそうです。

 

価格: 1,100円

 

 

 

まとめ 【結局どれがおすすめ?】

 

 いかがでしたか?現在発売中で入手できそうな獺祭とその関連商品をまとめました。

 

 プレゼントにするにはせめての「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」よりグレードが高い(値段の高い)商品を選ぶことをオススメします。そしてやっぱり専用化粧箱付き方が見栄えは良くてカッコいいですよね!!受け取る側も飾ることができますし。

 

 そして個人的には予算があって容量で迷った場合、例えば予算が5,000円~6,000円程度とすると・・・

 

「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」1800ml (DX箱入)・・・5,472円

「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」720ml (木箱入)・・・5,555円

 

 私は量より質を選ぶタイプなので、容量が多くても質の高いものをもらった方がうれしいです。(この場合は二割三分)

 

 さすがに180mlを1本だけ・・・というのは大きさ的にもちょっとインパクトがないので720mlか1800mlのどちらかをプレゼントすればいいでしょう。

 

 ただ、ほんのちょっとした贈り物(バレンタインとかちょっとした贅沢の時とか)は全然180mlでいいと思います。

 

 獺祭はコラボレーション商品が多く、また新しい商品が生まれたりリニューアルしたり、終売品もでると思います。そのたびにまたページを更新したいと思っています。

 

 このページを見てくれた人が獺祭の違いについて理解していただき、購入の悩みの解決になってくれればうれしく思います!!

 

 ↓その他日本酒の贈り物で悩まれている方は「利酒師が選ぶ、贈り物に絶対に喜ばれる日本酒のおすすめを厳選チョイス!!」記事もありますのでご参考にどうぞ!!

www.alco-islands.com