アルコアイランド

お酒好きな筆者が好きにアルコールに関する情報を発信していきます

高級感溢れる芋焼酎「甕雫」!!プレゼントにも最適な甕雫の全種類を徹底解説!!

   

 宮崎県日南市にある「京屋酒造」が製造する芋焼酎「甕雫」。その名の通り甕に入っており、他の焼酎にはない特別な存在感を醸し出しています。その見た目はもちろん味についても文句なしで贈り物やプレゼントとして人気を誇っています。そして取り扱い店が少ないことからもプレミア価格として販売されていたりしており希少な存在でもあります。

 

 その甕雫ですが、実はいろいろな種類があり、それぞれに個性があり味わいも異なります。贈り物にふさわしいものはどれなのか、どういった種類があるのか、そもそも違いが分からないという方もいらっしゃると思います。

 

 今回はその甕雫の全種類の違いについて解説していきます!!

 

 

 

 甕雫

  

                            

 まず最初にご紹介するのは甕雫のレギュラー品。一般的に「甕雫」というと、この商品のことでしょう。

 

 この甕雫はアルコール度数20度実はこの商品に限らず甕雫シリーズはすべて20度に設定されています。一般的な焼酎のアルコール度数は25度ですので、この時点で飲みやすい焼酎に分類されると思います。

 

 使用されている芋は「宮崎紅」という品種を一部使用。宮崎県の串間市を中心に栽培されている芋の品種です。温めるとホクホクとした食べ心地と優しくしっかりとした甘みが特徴です。「ホクホク系」のさつまいもに分類されており、糖度も高め。その宮崎紅を甕雫の原材料にしています。他のプレミアム焼酎では「黄金千貫」などが王道の品種ですが、この宮崎紅芋を使った焼酎は多くありません。他の焼酎とも差別化でき楽しめそうです。

 

 麹は白麹を採用。焼酎には主に「黒麹」「白麹」「黄麹の3種類ありますが、この甕雫に使用されている白麹はスッキリとしキレがよく軽やかな味わいになります。

 

 また、蒸留方法は「減圧蒸留」。減圧蒸留とは違う蒸留方法に「常圧蒸留」がありますが、常圧蒸留は昔ながらに焼酎造りで行われた手法で、一般的な気圧(90度~100度程度)で沸騰させて焼酎を造ります。

 

 しかし「減圧蒸留」では、常圧蒸留よりも低い温度(約40度~50度)で沸騰させ焼酎を完成させます。これにより、減圧蒸留で醸された焼酎は常圧蒸留で製造された焼酎よりもクリアで軽快、淡麗でクセが少なく仕上がります。よって、減圧蒸留で仕込まれた焼酎は飲みやすいのが特徴です。

 

 まとめるとこのレギュラー品「甕雫」は、

「宮崎紅芋」×「白麹」×「減圧蒸留」となり、フルーティーな香味でスッキリ爽快・マイルドに楽しめる焼酎となっています。クセも少なくて非常に飲みやすく、「芋焼酎は苦手だけどこの甕雫なら美味しく飲める」という口コミも多いです。

 

 900mlと1800mlの2つの容量があります。1800mlはインパクト大です。2008年のモンドセレクション金賞にも輝いています。

 

【商品名】甕雫

【メーカー】京谷酒造 (宮崎県日南市)

【アルコール度数】20度

【使用芋】宮崎紅芋

【使用麹】白麹

【蒸留方法】減圧蒸留

【定価】 900ml  3,068円 (税込)

     1800ml   4,406円 (税込)

 

 農薬を使用せず有機肥料を用いて栽培致しました宮崎紅芋を一部、原料に使用した本格焼酎です。
 フルーティーな味と香りで、気品のある、さわやかな焼酎です。
 大甕で仕込まれた、大地と太陽の豊潤な味をお楽しみくださいませ。
 和食やフレンチの魚料理にもお勧めです。ひしゃくですくってグラスに注いでお召し上がりください。パーディーなど華やかなお席にもぴったりの逸品です。

※京屋酒造HPより

 

 

 

 甕雫 感謝ラベル

 

 

                         

 

 

 こちらは上で先ほど紹介した甕雫の定番品と中味は同じようですが、甕部分と外箱部分に「感謝 ありがとう」のラベルが貼られています。この「甕雫 感謝ラベル」は通常販売ではなく限定品となっています。父の日、異動や栄転などのお餞別、誕生日、還暦祝などの特別な日のプレゼントに最適です。

 

 

 

 甕雫 玄

 

                          

 こちらは冬季限定の甕雫。レギュラー品の甕雫は実店舗で見る機会は稀にあります。しかしこちらの玄は私は実店舗で見たことはありません。これ以降に紹介する甕雫も実店舗では見たことはありません。レギュラー品自体珍しい商品ですが、さらにレアな商品ということになるでしょう。

 

  この「玄」は紫芋宮崎紅芋を使用。紫芋を使った焼酎はアントシアニンが豊富なため華やかでフルーティーな香りと味わいになり、軽快でクリアな飲み口になります。有名な赤霧島も「ムラサキマサリ」という紫芋を使用しています。

 

 麹は「黒麹」と「白麹」をブレンドしています。「白麹」は通常の甕雫と使われているものと同じ。軽快で淡麗な味わいが特徴です。対して黒麹で仕込まれた焼酎は芳醇でコクが強く骨太な味わいになります。「玄」はこの両方の麹をうまくブレンドすることで、飲みやすいながらも奥行きのある味わいを実現させています。

 

 蒸留方法も通常の甕雫と同じ「減圧蒸留」となっています。

 

 よって「甕雫 玄」は

(「ムラサキマサリ」×「宮崎紅芋」) + (「黒麹×白麹」) + 「減圧蒸留」となり、レギュラー品の甕雫と比べ飲みやすさ、軽快さはそのままに、より芋の風味を感じることができリッチでクリアな味を楽しむことができます。

 

 900mlと1800mlの2種類あります。冬季限定ですが楽天やアマゾンなどネットショップでは通年販売しています。

 

【商品名】甕雫 玄

【メーカー】京谷酒造 (宮崎県日南市)

【アルコール度数】20度

【使用芋】ムラサキマサリ・宮崎紅芋

【使用麹】黒麹・白麹

【蒸留方法】減圧蒸留

【定価】 900ml  4,256円 (税込)

     1800ml   6,689円 (税込)

 

「玄 」とは、「黒」「奥深い」などの意味があります。「有機焼酎 甕雫玄」はその名のとおり、黒麹仕込みの原酒を主に、三種類の原酒をブレンドし絶妙で奥深い味わいを醸し出しています。
 原料は子会社農園にて農薬を使用せず、有機栽培した「紫芋」と「紅系芋」を使用。
 麹米も子会社農園栽培の「有機合鴨米」のみを使用しております。
 口に含むとほのかな紫芋の香りと、やわらかい甘みが感じられます。のど越しはなめらかでさっぱりとした余韻。芳醇さと軽快さを兼ね備えた焼酎です。
 冷やしてストレート、オンザロックがお勧めです。

 ※京屋酒造HPより

 

 

 

 甕雫 KURO

                           

 

 名前の通り黒を基調としたこちらの商品。2020年に発売された新商品ですので存在を知らない人も多いのではないでしょうか。

 

 原料・使用麹は複雑で、メインに「紅芋の白麹仕込み」、さらに紫芋の黒麹仕込み」「コガネマサリの白麹仕込み」の3種の原酒をブレンドし造られています。レギュラー品には紅芋、玄には紅芋と紫芋を使用していましたので、さらにコガネマサリという芋の品種をプラスした形です。

 

 「コガネマサリ」という芋の品種の特徴は丸みや甘味があり調和が良く、スッキリとキレの良い口当たりです。こちらも甕雫シリーズに共通した飲みやすい芋の品種ですね。

 

 蒸留方法も常圧と減圧のものをブレンド。原材料で紹介した「紅芋の白麹仕込み」と「紫芋の黒麹仕込み」は減圧蒸留、と「コガネマサリの白麹仕込み」は常圧蒸留となっています。

 

 この「甕雫 KURO」はレギュラー品の甕雫よりも「玄」に近い味わい。今までは減圧蒸留だけのものでしたが常圧蒸留のものをブレンドすることで、さらに奥深い味わいとなっています。

 

 「KURO」の容量は1800mlのみ。ちなみに今までの甕雫とは違いガラス製になっています。まだ珍しいという点とガラス製のというオリジナル性と見た目のかっこよさで喜んでもらえること間違いなしです。

 

 

【商品名】甕雫 KURO

【メーカー】京谷酒造 (宮崎県日南市)

【アルコール度数】20度

【使用芋】紅芋・ムラサキマサリ・コガネマサリ

【使用麹】米・黒麹・白麹

【蒸留方法】減圧蒸留・常圧蒸留

【定価】  1800ml   5,500円 (税込)

 

 

 艶やかな黒色の容器に包まれた「甕雫KURO」は、紅芋の白麹仕込み原酒を主体に、紫芋の黒麹仕込みの原酒と、さらにコガネマサリの白麹仕込み原酒を絶妙にブレンドし、従来の甕雫よりも、深い味わいと香りを追求しました。
 食中酒として軽やかさも兼ね備えた本格芋焼酎です。
 ガラス製のオリジナル容器は「甕」をデザインした形で、柄杓ですくって楽しんでいただけるように製作いたしました。
 オンザロックスでお楽しみください。

※京屋酒造HPより

 

 

 

 特撰甕雫

 

       

 

  超プレミアの甕雫。期間限定、さらに数量限定の商品となっています。ネットショップでも通年あるものでもなく、売り切れの場合がほとんどです。京屋酒造のオンラインショップでは2021年分では先着150本のみの販売だったようです。よって毎年1月に発売する商品と思われます。(間違っていたらすみません)

 

 麹米に山田錦という酒米を一部使用。山田錦とは日本酒用の米の品種の名前ですが、「日本酒米の王様」とも呼ばれており、日本酒を作るうえで最高品質のお米とされています。山田錦の特徴としては香り高く、まろやかに仕上がり、高レベルでバランスの良いお酒に仕上がります。日本酒の最高ランクとされる大吟醸酒純米大吟醸酒にも多く使用されている高級品種です。

 

 使用されている芋はおなじみの宮崎紅寿芋です。

 

 普通の甕雫とは一味違う、商品名からもゴージャスさを感じる「特撰甕雫」。今の段階では甕雫のラインアップでは一番のレア商品ではないでしょうか。

 

  麹米に、清酒酒米山田錦」を一部使用し、「宮崎紅芋」と大甕にてじっくり仕込みました。フルーティーな味わいと、米の甘みを感じる、まろやかな味わいに仕上がっております。ストレート・オンザロックがお勧めです。
 多治見焼きの甕をラッピングしており、プレゼントとしても最適です。

※京屋酒造HPより

 

 

【商品名】特撰甕雫 

【メーカー】京谷酒造 (宮崎県日南市)

【アルコール度数】20度

【使用芋】宮崎紅寿芋(一部使用)、国産米(山田錦一部使用)

【使用麹】白麹

【蒸留方法】不明

【定価】  1800ml   5,836円 (税込)

 

 

 

 甕雫 極

 

 「甕雫 極」は何と甕の部分が大理石で造られたスペシャル甕雫。しかしながら現在はその大理石の入荷が難しくなったらしく、販売が終了しています。楽天でもアマゾンでも今のところ販売がありません。

 

 次回より新しい容器でのリニューアルして発売になるようです。

 

 京屋雫ル

           

  

 こちらは甕雫シリーズではないのですが、同じ京屋酒造が造っている商品。「雫ル」と書いて「しずる」と読みます。甕ではなくガラス製。

 

 これまで紹介した甕雫はどちらかというと男性的でかっこよさと豪華なイメージの商品でしたが、この雫ルは女性的でお洒落で洗練されたデザイン。自体も可愛らしくあしらわれています。

 

 というのも「女性でも手持ちしやすく、おしゃれで、美味しくて、ギフトにも喜んでいただける商品があれば」という声をきっかけに商品化したそうです。2019年にグッドデザイン賞受賞、2020年にはガラスびんアワード優秀賞にも選ばれています。商品だけでなく外箱も通常の甕雫とは違い優しい印象を与えています。

 

 原料芋には「宮崎紅」、使用麹・蒸留方法はもうおなじみの「白麹」×「減圧蒸留」。レギュラー品の甕雫に近く、香り華やか、スッキリ軽快に飲めます。味わいもまさに女性に向いていている商品。見た目からは焼酎とは思えないギャップもまた粋です。もちろんこちらも柄杓付き。ここぞといったプレゼントにいかがでしょうか。

 

【商品名】京屋 雫ル 

【メーカー】京谷酒造 (宮崎県日南市)

【アルコール度数】20度

【使用芋】甘藷(宮崎紅)・米麹(宮崎県高千穂産はなかぐら米)

【使用麹】白麹

【蒸留方法】減圧蒸留

【定価】  750ml   5,500円 (税込)

 

 

 甕雫以外で贈り物におすすめの芋焼酎

 

  贈り物やプレゼントに甕雫をチョイスするのは最適ですが、「ちょっと違う・・・」、「他に何かないかな?」と思った方はこちらの記事もどうぞ。贈り物にふさわしい芋焼酎を選んでいます。

 

 

 

麦焼酎バージョンもあります。

 

 

 日本酒もあります。

 

 

 

 

 まとめ

 

 いかがでしたでしょうか?今回は京屋酒造が醸す甕雫の種類について解説しました。甕雫シリーズは女性から見るとあまり魅力的には思えないかもしれませんが、男性からすると甕に入っていることといい、甕雫というブランドといい、さらに柄杓ですくって飲むという粋な飲み方など、男心くすぐりまくる商品なので贈り物やプレゼントに最適です。芋焼酎好きの女性には「雫ル」がおすすめですね。

 

 甕雫自体、実店舗で置いているところはかなり少ないでしょう。もしかすると芋焼酎のトップに君臨する「森伊蔵」、「魔王」、「村尾」の3Mよりも見つけるのは難しいかもしれません。通常の甕雫はがんばれば取り扱いしているところもあるかもしれませんが、他の甕雫はほぼほぼ見つけきれないでしょう。そのくらいのレア商品です。手間と労力を考えればネットで購入するのがいいでしょう。

 

 この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!!