ニッカウヰスキーの「フロムザバレル」。ウイスキーブームの昨今は品薄状態でなかなか入手できないようです。たまにスーパーや酒屋さんで並んでいることはあるようですが、定価で好きな時に入手するのは難しそうです。
【商品名】フロム ザ バレル
【販売者】アサヒビール株式会社
【製造場】ニッカウヰスキー株式会社
【容量】500ml
【アルコール度数】51%
【原材料】モルト、グレーン (一部輸入原酒)
【希望小売価格】2,640円 (税込)
【購入価格】2,980円 (税込)
【発売日】1985年10月
【JAN】4904230100683
フロムザバレルが発売されたのは1985年10月(昭和60年)のことです。発売され2022年で37年。長く愛されているウイスキーの一つです。ちなみに同じニッカの「余市」「宮城峡」(シングルモルト仙台宮城峡)は1989年(平成元年)、竹鶴(12年)は2000年(平成12年)に発売されました。そう考えると歴史がある商品です。
アルコール度数はラベル下部には「51%」とありますが、ラベル中央には「alc51.4°」とあります。アサヒビールの公式HPには51%となっています。
価格は500mlで2,640円なので700mlに換算すると3,696円。ブレンデッドとしてはそれなり、シングルモルトを買おうと思ったら割安な値段かなーといったところ。
一部輸入原酒を使用しているとのことなので、純粋な「ジャパニーズウイスキー」とは呼べません。そして原材料にグレーンが入っているので「ブレンデッドウイスキー」ということになります。ブレンデッドウイスキーでアルコール度数が51%なのは珍しいのではないでしょうか。
ストレートではやはり樽出しならではの重厚さですが、同時に甘味と丸みがありまろやか。ピリっと来る感じがなく、角が取れている感じ。しかしながらやはりアルコール51%ということで飲みごたえがあります。
ハイボールではいつも通り1:3で注ぐと飲み始めはやはりその力強い味わいはそのままに濃厚でインパクトがあります。やや氷で薄まってくると程よい飲み心地と華やか、重厚な味わいながらも甘味も感じ、ちょっと飲みごたえのあるハイボールが飲みたいときにお勧めです。
フロムザバレルは品薄といわれる国産ウイスキーの人気どころの中ではまだ入手しやすい銘柄。価格もお手頃なのでプレゼントにも最適です。この素朴で主張していないボトル・ラベルも人気の理由で日本のウイスキーを語るうえで外せない銘柄です。飲んだことがない人はぜひ飲んでみてください!!