アルコアイランド

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ラフロイグってどんなウイスキー?特徴と種類、おすすめを徹底解説!!プレゼントにおすすめは?

投稿日:2025年3月28日

             

 

 ラフロイグはゲール語で「広い湾の美しい窪地」を意味します。スコットランドのアイラ島で生産され、「正露丸のような」「薬品くさい」香りがするウイスキーとして有名です。強烈なクセで「好きになるか嫌いになるかどちらか」と言われほど好みが分かれますが、一度ハマればその魅力にとりつかれてしまいます。

 

 同じアイラ島のボウモアは「アイラの女王」と呼ばれているのに対しラフロイグは「アイラの王様」と呼ばれています。チャールズ国王のお気に入り銘柄としても有名で、チャールズ国王が皇太子時代の1994年にシングルモルトウイスキーとして初めて王室御用達許可証を賜りました。

 

 ラフロイグの殆どがバーボンのファーストフィルを使用しています。ピートの強さだけでなくほんのりとバニラの甘さと滑らかさを感じられ、ただ強烈な香りを感じるだけのウイスキーではありません。


 2024年頃にパッケージリニューアルしています。2025年3月時点で店頭では新旧ボトルそれぞれがまちまちに並んでいます。リニューアルを機に商品名がわずかに変更されているものもありますので一緒にチェックしていきましょう。化粧箱も筒状のものが箱になっていたり、デザインが全体的にスッキリしたような印象です。

 

 

【蒸留所概要】

★ ラフロイグ 「LAPHROAIG」
(スコッチ・シングルモルト)

【ゲール語】
広い湾の美しい窪地

【地域】
スコットランド アイラ地方  
【仕込み水】
キルブライド湖の水
【創業年】
1815年
【正規輸入代理店】
サントリー
【所有者】
ビーム・サントリー
【特徴】
・正露丸のようなクセのある香り

・アイテム数が多い
・ボトラーズでも長期熟成商品が多数

 

【ラフロイグをキーモルトにしているウイスキー】

 

 様々なウイスキーの原酒をブレンドしているスコッチウイスキーのことを「ブレンデッドウイスキー」といいます。「キーモルト」とは、そのブレンデッドウイスキーの核として使用しているウイスキーの銘柄のこと。ラフロイグをキーモルトにしているブレンデッドウイスキーに「アイラミスト」があります。

 

  アイラミスト

                                    

 アイラミストはラフロイグをキーモルトにし、スペイサイドのシングルモルトとグレーンウイスキーをブレンドしています。ラフロイグほどのピーティーさはないですが、わずかなスモーキーさと華やかで柔らかいスペイサイドの特徴が融合されています。

 
 

【ラフロイグの種類】


それではそのラフロイグの種類をご紹介します。

 

ラフロイグ10年


         

 

 ラフロイグの言わずとしれたスタンダードボトル。強烈な正露丸のようなピート香、潮風の香り、滑らかで甘いニュアンス、そして長い余韻を感じられるラフロイグの代表銘柄です。ラフロイグを最初に試したい方はこの10年をチョイスしましょう。 

 意外かもしれませんがお湯割りにしても高評価です。

 ピートの効いた麦芽から生みだされるシングルモルト。爽快なピート香や磯の香りを思わせる個性的な味わいで、世界中のウイスキー・ファンを魅了しつづけている。

色 :濃い金色
香り:爽快なピート・磯
味:滑らかでややオイリーなコク
フィニッシュ:海藻を思わせるユニークな心地よい後味

※サントリーHPより

 

↓旧ラベル↓

 

 

ラフロイグ オークセレクト

         

 以前は「セレクトカスク」として親しまれていましたがその後継ボトル。オロロソシェリー樽、ペドロヒメネス樽、バーボン樽、アメリカンオークの新樽で仕上げています。 10年よりも優しいニュアンスになっています。バランスがとれ、かつ複雑な風味を持ち合わせたウイスキー。

↓「セレクトカスク」の商品説明↓

ペドロ・ヒメネスの熟成に使用したシェリー樽とヨーロピアンオークのシェリー樽、1st.フィル・バーボン樽で熟成した原酒をヴァッティング。さらにアメリカンオークの新樽で後熟している。フルーティーな甘美さが漂う。

色:スパークリングゴールド

香り:スモーキー・ココナッツ・バナナ

味:重厚なスモーキーに柔らかな甘み

フィニッシュ:スモーキーながら甘美な余韻が長くつづく

※サントリーHPより

 

↓セレクトカスク↓

 

↓オークセレクト↓

 

 

ラフロイグ クォーターカスク

          

 

 ※上の画像は旧ラベル

 一時期終売という話だったと思うのですが新パッケージのクォーターカスクを発見。クォーターカスクということで、通常の1/4の大きさの樽を使用し熟成。クォーターカスクで熟成させることで、通常より熟成が早まります。「クォーターカスク」と商品名につく商品は多くありません。(他には「アラン クォーターカスク」・「ベンリアック クォーターカスク」など)

 サントリーの正規品は2020年6月に数量限定で発売されました。その際の定価は4,400円です。

 バーボン樽で熟成した原酒を、クオーターカスクに入れ替えてさらに熟成しました。ラフロイグならではの、爽快なスモーキーさとほのかな甘い余韻に加え、クオーターカスクを用いることで生まれる樽由来の香りと力強い味わいが特長です。

※ファーストフィルバーボン樽(バーボンを熟成させ、払い出した直後の樽)を小容量につくり替えた樽のこと。バット樽・パンチョン樽(容量約500L)に対し、4分の1のサイズ(容量約125L)になる。

※サントリーHPより

 

↓新ラベル↓

 

ラフロイグ フォーオーク

                               

 ※上の画像は旧ラベル

 免税店限定商品。その名の通り4種類のオーク樽(エクストラ・バーボン・バレル、クォーターカスク、バージンアメリカンオーク樽、ヨーロピアンオーク・ホッグスヘッド)で熟成。容量は1Lサイズで、価格も割と手頃で割安な商品です。ラフロイグ特有のピーティーさに加え、バニラなどフルーティーな香りが楽しめます。

 

 

↓旧ボトル↓

 

 

ラフロイグ PXカスク


          

 

 免税店向けリリースの1Lボトル。この PXカスクは、バーボン樽、ホワイトオークのクォーターカスク、そしてPXシェリー樽でフィニッシュさせています。

 甘くてスモーキーな香り、濃厚なシェリーの風味とピートスモークの風味、長いドライな風味が魅力的です。

 意外にピーテッドタイプのウイスキーでシェリー樽熟成させているウイスキーは多くはありません。ピートタイプだったりシェリー樽熟成のウイスキーが好きな人が多く、このPXカスクはピート+シェリーのいいとこ取りができる1本です。

 
 

↓旧ラベル↓

 

ラフロイグ カスク レガシー

         

 

 旧ボトルは「1815レガシーエディション」と表記されていることがほとんど。新ボトルになり、「1875カスクレガシー」との表記になっています。

 ファーストフィルのバーボン樽、ヨーロピアンオーク樽で熟成されています。 

 ピートスモークと焦がしたアプリコットやレーズンの香り、柔らかなオークと生き生きとしたドライフルーツのニュアンスが楽しめ苦味、甘味、スモーキーな風味が完璧にバランスされています。

 

 

↓旧ラベル↓

 

 

ラフロイグ カスク ロア

            


 上の画像は旧ボトルです。旧ボトルは「LORE」の表記だったのが新ボトルでは「THE CASK LORE」となっています。バーボン、ヨーロピアンオーク、オロロソシェリー樽とクォーターカスクで7年から21年熟成されたウイスキーのブレンド。

刺激的なピートスモークと海辺のミネラル、そしてほのかに灰とチョコレートの香りが楽しめます。

 

 

↓旧ラベル↓

 

ラフロイグ BRODIR


               

 

 ヨーロッパの免税向けにリリース。バーボン樽で熟成後ルビーポート樽でフィニッシュ。ラフロイグ特有のピーティーさとポートワインの風味がうまく融合した1本。ラフロイグの新ラインアップでは「ラフロイグ ポートウッドカスク」となっていますが、日本のネットショップではまだ見かけません。

 

 
 

ラフロイグ10年 シェリーオークフィニッシュ


           

 

 バーボン樽熟成させた原酒をシェリー樽で12ヶ月以上後熟したラフロイグ。使用しているのはオロロソシェリー樽。アルコール度数ややや高めの48度で完成させています。ラフロイグのピーティーさとシェリー樽の甘さがうまく調和しています。

 
 

ラフロイグ10年 カスクストレングス


         

 

  ラフロイグ10年の、加水を施してないカスクストレングスバージョン。ほぼ毎年リリースされ、バッチナンバーが施されています。スタンダード10年と比べるといいお値段です。

 
 

ラフロイグ15年 リミテッドエディション200周年記念ボトル


 2015年にラフロイグ創業200周年を記念しリリース。日本国内3,000本限定でした。1985年に初めて15年ものを発売した当時と同じレシピを再現。二度と手に入らない逸品です。

 

 

ラフロイグ18年

           

 

 ラフロイグの長期熟成18年もの。旧ラベルは筒状でしたが新パッケージではリニューアル後は箱になっています。(画像は旧ラベル)

exバーボンアメリカンオーク樽で熟成。ラフロイグ特有のスモーキーさとバニラとフルーツのニュアンスがうまく融合された希少なウイスキー。

 

 

ラフロイグ25年

         

 

  ゴージャスな箱に入った25年もので毎年リリースされている模様。バーボン樽とオロロソシェリー樽を使用しています。カスクストレングスのため、リリース年ごとにわずかにアルコール度数が違います。購入の際はリリース年も気をつけて見てみるようにしましょう。

 

 
 

ラフロイグ25年 ベッシーウイリアムソンストーリー

 ブック型になっているのが特徴的な免税店限定品。。女性で初めてスコッチウイスキーの蒸溜所の所長を務めたベッシー・ウィリアムソンを記念して作られたオマージュ品。フィルアメリカンオークホグスヘッドとリフィルバレルで熟成された原酒を使用した25年ものです。

 

 

ラフロイグ30年


 ラフロイグの長期熟成30年もの。新ラベルより、新しい年間バッチシリーズと位置づけられ、2024年リリースはその第一弾。

 

ラフロイグ30年リミテッドエディション


 ラフロイグ30年と熟成年数は一緒ですが、こちらはボトルがオレンジ色をしていましす。
ラベルの下部に「LIMITED EDITION」と記されています。また、その右側に「BOTTLING DATE」と書かれておりリリース年も表記されています。

 

ラフロイグ30年 カーディス

          

 1536本限定の激レアラフロイグ。重厚な黒いボトルで存在感があります。
60%をシェリー樽、40%をバーボン樽で熟成されています。

 

ラフロイグ32年

          

 

 「ラフロイグ30年リミテッドエディション」と同じようなオレンジのボトル。2015年の設立200周年を記念してリリースされたうちの一つのようです。

 

 
 

【プレゼントにおすすめのラフロイグは?】

 
 ラフロイグ10年、セレクトカスク、フォーオーク、クォーターカスクあたりは実店舗でも見かけますのでそれ以外がいいでしょう。特に18年以上の長期熟成品、またはブック型の変わったベッシーウィリアムがおすすめです。

 

【まとめ】

 ラフロイグはアイラウイスキーでも1・2を争う人気のアイテム。スーパーでも10年やセレクトカスクの350mlも扱いがありますのでこのあたりは入手も簡単です。ラフロイグは過去にリリースされた限定品などの商品もたくさんあります。オフィシャルでは物足りなくなった方には、ボトラーズとしてラフロイグも多くリリースされていますので、豊富にラフロイグを楽しむ機会があるのも魅力的です。