アルコアイランド

唎酒師、ウイスキーエキスパートの資格を持つお酒好きの筆者が好きにアルコールに関する情報を発信していきます

グレンキンチーってどんなウイスキー?特徴と種類、おすすめを徹底解説!!プレゼントにおすすめは?

 

        

 

 グレンキンチーはスコットランド、ローランド地方に位置する蒸留所。味わいとしてはスコットランド最大級のポットスチルで蒸留されているためライトで飲みやすいのが特徴。寿司など日本料理とも相性が良いのも◎。

 

 リリースされている商品も少なくいい意味で選びやすいと思います。ウイスキー初心者にもオススメできるブランドです。

 

 

【蒸留所概要】

グレンキンチー Glenkinchie (スコッチ・シングルモルト)

 

【ゲール語】

キンチー川を流れる谷

【地域】

スコットランド ローランド地方

【仕込み水】

ラマルミュアーの泉 (中硬水)

【創業年】

1837年

【輸入元】

モエ ヘネシー ディアジオ (MHD)

【所有者】

ディアジオ

【商品説明】

 グレンキンチーは一般的な知名度はそれほど高くはありませんがウイスキー業界最大手のディアジオが蒸留所を所有しているということもあり安心感があります。スタンダードボトルの「グレンキンチー12年」はそのディアジオが所有している「クラシックモルトシリーズ」(全6種類)の一つ。

 

 「クラシックモルトシリーズ」とは、1988年にディアジオがスコットランドの各地域を代表するセレクトしたシングルモルトのシリーズ。世界中で話題となり、シングルモルトブームのきっかけとなりました。

 

他のクラシックモルトシリーズは

・クラガンモア12年  (スぺイサイド)

・ダルウィニー15年  (北ハイランド)

・オーバン14年    (西ハイランド)

・ラガヴーリン16年  (アイラ)

・タリスカー10年   (アイランズ)

 

があります。

 各地域のそれぞれの特徴を味わうことができるのでこれからウイスキーにはまりたいという人に飲んでみたい銘柄です。

 クラシックモルトシリーズの小瓶(200ml)セットもあります。

 

 

 ローランド地方に現存する数少ない蒸留所の一つ。
スコットランドの首都、エジンバラの喧騒からわずか20マイル(約32km)にありながら、大麦畑に囲まれたのどかな風景の中にあり、
生み出されるウイスキーは「エジンバラモルト」と呼ばれます。

※モエ ヘネシー  ディアジオHPより

 

【グレンキンチーの特徴】

・世界最大級の洋酒メーカー「ディアジオ」所有の蒸留所

・ディアジオの「クラシックモルトシリーズ」、「ディスティラーズエディション」の一つ

・ライトな味わいでシングルモルト初心者にもオススメ。和食にも合う。

 

【グレンキンチーをキーモルトにしているウイスキー】

 

 様々なウイスキーの原酒をブレンドしているスコッチウイスキーのことを「ブレンデッドウイスキー」といいます。「キーモルト」とは、そのブレンデッドウイスキーの核として使用しているウイスキーの銘柄のこと。

 

 このグレンキンチーをキーモルトとしているウイスキーとして、

 ジョニーウォーカー

 

 ディンプル

 

 ザ・エピキュリアン

 

があります。ジョニーウォーカーはあまりにも有名で世界中で人気のウイスキー。ディンプルは江戸川乱歩が愛したウイスキーとして知られています。

 ザ・エピキュリアンはローランド地方のシングルモルトをブレンドして「ブレンデッド・モルト」。特徴的なラベルで味わいも人気のシリーズです。

 

【グレンキンチーの種類】

 

 それではグレンキンチーの種類をご紹介します。冒頭にも書いたようにほかのシングルモルトと比べ種類も多くなく選びやすいかと思います。

 

グレンキンチー 12年

 

       

 

 グレンキンチーのスタンダードボトル。グレンキンチーを味わいたいなら最初にこれを飲みましょう。ローランド代表の「クラシックモルトシリーズ」の一つでもあります。ウイスキー初心者にもおすすめできる銘柄。

 

 グレンキンチーはライトかつデリケートなシングルモルトで、かすかなフローラルな芳香を伴うスイートかつクリーミーな飲み口です。この繊細に洗練されたローランドモルトは夕食前の一杯としてまさにうってつけです。

※モエ ヘネシー ディアジオHPより

 

 
 

グレンキンチー ディスティラーズエディション

 

             

 

 「グレンキンチー12年」がクラシックモルトシリーズの一つならば、こちらは「ディスティラーズエディション」のうちの一つ。

 「ディスティラーズエディション」とは、これもディアジオが所有している蒸留所で造ったシリーズで、通常ではそのウイスキーの熟成では使用していない樽で後熟(フィニッシュ)させた商品。年に1回リリースされています。

 

 ディアジオ社のディスティラーズエディションは、ボトリング前の3か月から半年ほど、元の樽とは異なるシェリーやワインの熟成などに使用された樽でカスクフィニッシュ(仕上げ熟成、ダブルマチュアード)を行い、シングルモルトウイスキーに新たなアクセントや豊かさを加えた商品です。1997年以来、毎年限定数量で発売され、数多くの賞を受賞しています。

※MHD malts.jpより

 

グレンキンチーの他には

● クラガンモア 【ポートワイン樽】

● ダルウィニー 【オロロソ シェリー樽】

● オーバン   【モンティージャ シェリー樽】

● ラガヴーリン 【ペドロ・ヒメネスシェリー樽】

● タリスカー  【アモロソ・シェリー樽】

● カリラ    【モスカテル・シェリー樽】

 

 それぞれ【】内の樽でフィニッシュさせています。ちなみに「グレンキンチー」は【アモンティリャード シェリー樽】です。

 お気づきかもしれませんがディスティラーズエディションシリーズは「クラシックモルトシリーズ」+カリラのラインアップとなっています。(以前はロイヤル・ロッホナガーもあったようです。)

 このシリーズに選ばれている銘柄はディアジオの中でも特別なブランドということでしょう。

 

 「グレンキンチー ディスティラーズエディション」はライト~ミディアムボディ、爽やかでキレがありバニラ、ブドウ、ナッティーな香り。甘みとドライさが両立し、ブドウのフルーティーさも感じられる味わいになっています。

 

 グレンキンチー ディスティラーズ エディションは、アモンティリャード シェリーを貯蔵した樽でカスクフィニッシュされています。アモンティリャード シェリー樽は、そのナッティーなキャラクターで、グレンキンチーの特徴である甘さとドライさを両立させたキャラクターに、エレガントなまろやかさ、深みを与えています。ドライで、口の中に大麦麦芽の香りがしっかりと広がる味わいと、スパイシーなオークを感じさせるフィニッシュを実現しています。

※MHD maits.jpより

 

 

 

グレンキンチー 24年 スペシャルリリース 

 

 グレンキンチーの24年熟成もの。カスクストレングスのためアルコール度数は57.2%。スペシャルリリースとは、ディアジオが毎年リリースしている、ディアジオ所有の蒸留所の秘蔵の原酒をボトリングしている数量限定のシリーズです。このグレンキンチー24年は5928本限定。華やかな麦芽の香りと優しくややドライな味わい。

 

 

 

【プレゼントにおすすめのグレンキンチーは?】

 現状手に入るグレンキンチーは3種類しかないので予算の金額で決めるとよいでしょう。

 

【まとめ】

 グレンキンチーは12年でしたらシングルモルトでは一般的な価格帯、もしくは少し手に取りやすい価格で入手しやすく、ライトで飲みやすい味わいなのでこれからウイスキーを嗜みたいという方にオススメです。

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