アルコアイランド

利き酒師・焼酎利き酒師・ソムリエの資格を持っている筆者がお酒に関する情報を発信していきます

おいしい甘口の赤ワインのおすすめ!!探し方もわかりやすく紹介します!!

 皆さんは赤ワインがお好きですか?一般的な赤ワインの場合、「渋くて苦手」、「おいしいと思わない」と思うかもしれませんが、甘口の赤ワインでしたら飲みやすく、渋くなくフルーティーでとても美味しかったりします。「渋くて酸っぱいものは苦手だけど甘い赤ワインならおいしく飲める」という人もいると思います。

 

 ただ、甘口赤ワインというのは数が非常に少なく、買って飲もうと思ってもお酒売場で甘口の赤ワインが置いていない、そもそもどれが甘口の赤ワインなのかわからない、ということも経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「甘いニュアンス」がする、という赤ワインではなく、本当に甘い赤ワインは探すのが大変です。

 

 ということで今回は甘口の赤ワインの探し方とおすすめをソムリエの資格を持つ筆者がご紹介します!

 

 ※甘いお酒が好きな方のために、甘口でおいしい日本酒記事もあります。こちらもよろしければご覧ください。

 

 

 

 

 赤の甘口ワインが見当たらない理由

 

 白ワインは甘い、辛いと表現しますが、そもそも赤ワインは通常「甘口」「辛口」で表現しません。赤ワインの裏ラベルでも甘口、辛口と書いている商品はほとんどないと思います。

 

 代わりの表現として「ライトボディ」「フルボディ」「ミディアムボディ」と書いてあるものがほとんどではないでしょうか。

 

 この用語の意味は、

 

「ライトボディ」・・・アルコール度数が低く、タンニン(渋み)が少なく軽口で飲みやすい。

 

「フルボディ」・・・濃厚で重みがあり、香りや味わいもしっかりどっしりしているタイプ。

 

「ミディアムボディ」 ・・・「ライトボディ」と「フルボディ」の中間。

 

 となっており、その名の通り重いか軽いか、渋いか渋くないのか、という意味合いで、赤ワインは通常これらの区別をしています。

 

 ということで、赤ワインのラベルのどこをみてもほとんどの赤ワインは基本的に甘いとか辛いとかは書いていません。

 (たまに「辛口」と書いてある赤ワインは見かけますが、「甘口」はほぼ見かけません)

 

 甘口の赤ワインって本当にあるの?

 

 じゃ甘口の赤ワインってあるの?ということになりますが、あるのはあります。

 

 ただ、そもそも甘口の赤ワインは極々僅かしか存在しません。大手のお酒屋さんでも、もしかしたら品揃えしていないかもしれません。

 

甘い赤ワインは、ワイン生産国で有名なフランスやイタリアではほとんど造られていません。しかし、ドイツ日本、そしてジョージアでは甘口の赤ワインを比較的他の国よりも生産しています。

 

 スパークリングの甘口赤

 では普通のスティルワイン(非発砲ワイン)ではなく、スパークリングワインでは甘口の赤はあるのか?

 

 答えはあります。しかし、スパークリングワイン自体も白が主流であり、甘い、辛い問わず、赤のスパークリングワイン自体を探すことが大変です。さらにその中で甘口、というとさらに数が少なくなります。

 

 甘口赤ワインの探し方

 

 もしあなたが手っ取り早く甘口の赤ワインを選びたいのなら、とりあえずドイツワインの棚を探しましょう。そして、その中でもドルンフェルダーと書いてある商品を探しましょう!

 

ドルンフェルダーとはブドウ品種の名前。1955年に誕生した比較的新しいブドウ品種です。ドルンフェルダーで造っている赤ワインは甘口であることが多いです。

 

 もちろん、ドルンフェルダーと書いていても甘くないもの(辛口)もあります。よくラベルの説明文を見てから買いましょう。

 

 次は日本産。なぜ日本産に甘口赤ワインが多いかというと、日本人の舌に合わせて造っているからです。そして甘口か辛口かはラベルにもちろん日本語で表示されていると思うので、きちんと「甘口」と書いているのを確認してから買いましょう。

 

 あと最後にこちらは比較的マイナーになりますが、ジョージア (旧グルジア)で造られる赤ワインも甘口が多い印象です。ジョージアは実はワイン発祥の地で、クレオパトラジョージアワインを愛していたと言われています。これを知っていると通ですね。

 

 甘口赤スパークリングの探し方

 

 では、スパークリングワインの甘口赤はどう探すのか?

 

 とりあえずイタリアで甘口赤を造っている可能性が高いです。聞いたことがあるかもしれませんが、ランブルスコ (LAMBRUSCO)と書いてあるものを探します。

 

 ランブルスコはイタリアのエミリア・ロマー二ャ州で造られる微発砲のスパークリングワイン。一般的なスパークリングワインよりも微発砲ということもあり炭酸控えめですが、その代わりとても飲みやすくいです。ランブルスコは甘口の赤のスパークリングを比較的多く生産します。

 

 「ランブルスコ」は赤・白ともに生産しており、辛口~甘口まであるので、注意が必要です。

 赤の甘口を選ぶ際には「アマービレ」 (AMABILE)と書かれたものを選び、このアマービレがやや甘口、という意味です。結構な甘口の方がいいという方はドルチェ「DOLCE」と書かれているものを選びましょう。

 

 甘口赤ワインのおすすめ

 

 とはいっても実店舗で探すのは一苦労、そしてもしかするとそのお店には甘口赤ワインが置いていない、ということも結構あると思います。 

 時間と交通費、ガソリン代を考えるとネットで買う方が送料を考慮したとしても割安になるかもしれません。

 

 ということで、ネットですぐ買えるおすすめ甘口赤ワインをご紹介します!

 

 

 ★アクツェンテ ドルンフェルダー モーゼル 

 

 

 

 

 この赤ワインはもしかしたら比較的入手しやすいかもしれません。たまに店頭でみかけます。値段も手ごろで1,150円で販売されています。優しいやや甘口で本当に飲みやすいです。ドルンフェルダー100%で造られています。

 

ドルンフェルダー種で造られた、程よい酸味と完熟果実の甘味たっぷりな、モーゼル産赤ワイン。口当たりも柔らかく、初めてワインを飲まれる方にもお勧めです。

 ※「モトックス」HPより

 

 

 

 ★ディーンハイマー シュロス ドルンフェルダー

 

 

 

 元々自家消費用だったワインあまりの人気に販売決定!

 

ワイングートのあるルドヴィヒスヘーエ村の北隣、ディーンハイム村のシュロス「城」。ジャンシス ロビンソンが「ドイツで最も成功した赤ワイン用の交配品種」と評した、ドルンフェルダーの個性が十二分に発揮されたワインです。しっかりと濃くしかも透明度の高いルビーレッド、豊かな果実味、ベリー系のアロマ、柔らかなタンニンとやさしい甘さ、プラムを思わせるような味わいがあります。

稲葉公式HPより

 

 

 

 ★キンズマラウリ・ピロスマニ

 

 

 こちらはドイツではなく、ワイン産地の中ではちょっとマイナーなジョージアで造られたワイン。この陶器のボトルは全て手作りで造られており、中々インパクトがあります。ジョージアの土着品種であるサぺラヴィという品種から造られており、やや甘い自然な味わいとなっています。

 

 ジョージアグルジア)有数のぶどう栽培地域“カヘチ地方”アラザニで、遅摘みのサペラヴィ種100%を使ったやや甘口の赤ワイン。明るいルビー色で、フルーティ&フレッシュな味わいです。

※富士貿易公式HPより

 

 

 

 ★長野の恵み

 

 

 

 今度は日本産です。長野のアルプスワインが造るやや甘口の赤ワイン。このワインを造っている長野県塩尻市は国内でも屈指のワイン産地。近年は日本産ワインの評価も急上昇しておりますので、国産のワインも試す価値はあります。

 

 

 

 スパークリングの甘口ワインのおすすめ

 

 ここからは甘口のスパークリングワインのオススメをご紹介します。

 

 ★クエルチオーリ ランブルスコ ドルチェ

 

 

 こちらは最初に紹介したランブルスコです。この商品は「サクラワインアワード」金賞を受賞している商品です!!

 

 「サクラアワード」とは日本の女性だけが審査する国際ワインコンペティション。毎年開催されており、女性による、女性の視点を活かした、女性ならではの評価基準でワインを審査します。

 

 このクエルチオーリのランブルスコはやや甘口となっており、何といってもイチジクやイチゴのニュアンスをめいいっぱいに感じることができ、華やかな香りと味わいが特徴です。

  

 干しイチジクやイチゴの豊かな香りを持つ、やや甘口のランブルスコ。口に含むとイチゴの風味がいっぱいに広がり、程よい酸味と天然果実の甘味のバランスが取れた弱発泡性ワインです。      モトックスHPより

 

 
 

 ★天使のロッソ

 

 

 

 この天使のロッソは甘口のスパークリングワインでは人気の商品。こちらもサクラワインアワードを受賞しています。この白ワインバージョン「天使のアスティ」もとても売れており、全国的に知名度と人気の高い商品です。

 

 

 

 ランブルスコとは違い微発砲ではありませんので普通のスパークリングワインが良いという方はこちらの方がいいでしょう。

 

 名前の通り天使のラベルですのでこちらも女性向きといえるでしょう。

 

  輝く美しい赤色のこのワインは、ブラケット種などの黒ブドウで造られた甘口スパークリングです。果実のもつ素晴らしい天然の甘味は天使が運んでくれた贈り物です。               モトックスHPより

 

 
 

 ★ガンチア スプマンテ ロッソ

 

 

 

 「ガンチア」とはイタリアにあるワイナリーの名前ですが、イタリアで初めてスパークリングワインを生んだという伝統ある会社。そのワイナリーが造る甘口スパークリング赤ワインです。

 

 ガンチア社は有名で、日本にはアサヒビールが正規代理店として輸入しています。安心感があり、こちらは「ジャパン・ワイン・チャレンジ2018銀賞」を受賞しています。

 

 大手のアサヒビールが取り扱いしているということで比較的お店でも発見できる可能性があるワインですので、ワインコーナーで探してみてください。

 

 爽やかでみずみずしい甘みと、赤ワインならではのかすかな渋みを感じます。香り豊かな品種から造られる、珍しい赤のスプマンテです。        

アサヒビールHPより

 
 

 

 

 ★J.C.ル・ルー シャンソン

 

 

 お次は一風変わって南アフリカをご紹介します。「JCル・ルー」南アフリカのウエスタン・ケープ州のステレンボッシュ地区に拠点を構える会社。南アフリカ国内でも最大規模のスパークリングワインを生産しています。南アフリカで開催される「Ask Africa ICON Brand Awards」というコンテストのワイン部門で最多の5度の受賞歴があり、南アフリカでは有名のワインメーカーです。

 

 やや甘口で、ブドウ品種は南アフリカ特有のピノ・タージュ」という品種をメインに「シラーズ」カベルネ・フランを用い造られています。

 

  南アフリカ・エアラインにも採用されたことのある実力派!!ぜひ一度味わってみてください。

 

  珍しい赤やや甘口タイプのスパークリングワイン。赤イチゴやプラム、ラズベリーの赤系果実のチャーミングな香り。口当たりの優しい、フルーティーで甘味のある心地よい味わい。コショウやクローブのスパイシーさがアクセントとして感じられる。        

㈱スマイルHPより

 

 
 

 高級甘口赤ワイン

 

 ここまでは手ごろな価格のワインを紹介してきました。というか甘口赤ワインは1,000円代のものかそれ以下がほとんどです。

 

 では高級な甘口赤ワインはないのか?贈り物にするのに高級な甘口赤ワインが欲しい!!という方のために探してきました。

 

 ★ドメーヌ・デュデュイ バニュルス

 

 

 

 「ドメーヌ・デュデュイ」(生産者)が造る「バニュルス」という種類のワインです。「バニュルス」とはフランス南部、ルーション地方で造られる甘口ワイン。赤と白両方ありますので注意してください。「VDN」(ヴァン・ドゥー・ナチュレル)という、通常の赤ワインとは違う製法で造られ、発酵途中のワインにブランデーなどを添加して製造されます。

 

 この「ドメーヌ・デュデュイ バニュルス」は世界的に有名なワイン評論家、ワインジャーナリストにして世界で最も多く読まれているワイン本の著者であるヒュー・ジョンソン氏が「最良の天然甘口ワイン」と絶賛した高級AOC規格のバニュルス。これは結構希少なワインですのでプレゼントにもピッタリです。

 

他にも「バニュルス 赤」と検索すると2,000円以上の商品がたくさん出てきますので試してみてください。

 

⇒ 楽天で「バニュルス 赤」を探す

 

 

 

 まとめ

 

 いかがでしたでしょうか。私がおすすめする甘口赤ワインをご紹介しました。しかしやはりこの記事を書く時にも思ったのが、冒頭に述べたように甘口の赤ワインを探すのは数が少なくて大変だなと改めて感じました。そのなかでもこの記事を読んでくださる皆さんに納得していただけるようなワインを探しました。少しでも参考にして頂ければ幸いです!!