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知っていて損はしない甘口白ワインの探し方とおすすめを大公開

 皆さんは白ワインはお好きでしょうか?

 

 辛口の白ワインは苦手だけど、甘口の白ワインは好き!という方もいると思います。飲みやすくてほどよい酸味とフルーティーさが魅力的ですいすい飲めますよね!私も甘口白が大好きです。

 

 しかし、いざ甘口の白ワインを買おうとお店に行っても、並んでいる白ワインのほとんどは辛口のものです。9割辛口とみて問題ないのではないでしょうか。

 そこで、甘口白ワインを買いたいのにどれが甘口なのかわからない、という人のために、甘い白ワインの判別方法とおすすめをこの記事で書いていきます!

 

 

 

 白ワインは辛口がほとんど

 

 最初に書いたように、白ワインは辛口が主流で甘口の白ワインはあまりありません。残念ですがほとんどは辛口のものです。なぜ?と言われると困りますが、白ワインは辛口なものというイメージとおそらく需要が辛口のものが多いのだと思われます。

 

 甘口の白ワインの探し方


 では白ワインの甘口をどうやって売場から探すのか?見つけ出すのか?たまにワインの裏ラベルに「辛口」とか、「やや甘口」とか書いている場合もありますが、それもやはり少ないです。

 

 そこでどう判別するかというと、甘口の白ワインが造られている国、地方、または甘口ワインを示す語句・商品名を覚えておくと、スムーズにお目当ての甘口白ワインにたどり着くことができます。

 

 それでは順に説明していきます。

 

 甘口白ワインの多い国・地域で絞ってさがす

 

 まず最初に、甘口白ワインを多く生産している国・地域を覚えておきます。

 

 ★ ドイツ

 

 ドイツは甘口の白ワインを多く生産しています。ドイツといえば「甘いほど高級」という考え方の国です。その証拠にブドウの甘さ度合いのランク分けがされており、価格も甘さの度合いによって違ってきます。

 

 もちろん、辛口のものもありますが、甘口白ワインの生産量の比率は他の国と比べると高いです。手っ取り早く甘口白を見つけたい場合はドイツワインの売場を見てみることをオススメします。

 

 詳しいドイツワインの甘口白の探し方は後に詳述します。

 

 ★ 日本

 

 次に日本産。日本の白ワインも甘口を多く造っています。この場合はもちろんラベルは日本語表記で、親切にラベルに「甘口」や「辛口」の表記をしていることが多いです。日本ワインのコーナーに行き、裏ラベルをチェックしていきましょう。

 

 ★ フランスのロワール地方

 

 フランスのロワール地方にある下記3つの地域で造られるものが高品質な甘口白で知られています。

 

 ◆コトー・デュ・レイヨン (Coteaux du Layon)
 ◆カールド・ショーム (Quarts de Chaume)
 ◆ボンヌゾー (Bonnezeaux)
 ◆ヴーヴレ (Vouvray)

 

 ちょっといい甘口白をお求めの方にはふさわしいワインとなるでしょう。「ヴーヴレ」は2,000円台後半~程度です。やや甘口~甘口まで幅広い飲み口のワインがあります。

 

 ※「コトー・デュ・レイヨン」、「カール・ド・ショーム」、「ボンヌゾー」は貴腐ワインも生産しています。「ヴーヴレ」は辛口も生産しています。

 

 甘口白ワイン特有の単語で探す

 

 先ほどまでは甘口白ワインを多く産出する国、または地域で絞って探してみる、という方法をお伝えしました。

 次に、甘口白ワインということを証明する単語がありますので、それをご紹介します。


 ★ ドイツのワイン等級

 

 少し前に「ドイツワインは甘いワインほど高級になる」と説明しました。その甘さ度合いよってワインのランクがあり、次の6種類の等級にランク付けされます。

 

・カビネット
・シュペートレーゼ
アウスレーゼ
・べーレンアウスレーゼ 
・アイスヴァイン
・トロッケンべーレンアウスレーゼ

 

 となり、下にいくほど甘口で高級になります。トロッケンべーレンアウスレーゼ「世界三大貴腐ワインのうちの一つで、極甘口です。(あと二つはフランスの「ソーテルヌ」、カナダの「トカイ」)

 

 しかしドイツのこれらの6つの等級は「ワインの甘さ」ではなく、「収穫時のブドウの糖度」による格付けです。よって「カビネット」「シュペートレーゼ」はすべて甘口だとは限りません。(やや甘口~甘口が多いのは確かですが)。アウスレーゼ」より上のランクだとほぼ甘口になりますで、甘口をお探しの方は「アウスレーゼ」「ベーレンアウスレーゼ」「アイスヴァイン」「トロッケンベーレンアウスレーゼ(貴腐)」を探しましょう。

 

 ★リープフラウミルヒ

 

 「リープフラウミルヒ」とは、ドイツのワイン用語。直訳すると、「聖母の乳」という意味です。ライン川沿いの地域で造られる、中甘口がほとんどを占めます。スーパーでも見かけることが多く、有名なものはスーパーでも良くみかける「マドンナ リープフラウミルヒ」があります。

 

 

 

 

 ★ツェラー・シュヴァルツ・カッツ

 

 こちらもドイツワインの用語ですが、直訳すると「チェル村の黒い猫」。ある時ツェル村のワイン造りをしていた人が、いつも同じ樽の上に黒猫が載っていることに気づき、その樽のワインを飲んでみたところとても美味しかったのでその評判が広がり、ツェル村の美味しいワインの代名詞となった、ということから由来しています。

 

 ツェラー・シュヴァルツ・カッツも中甘口で軽口で飲みやすいワイン。ドイツ産で黒猫のラベルがあるのは甘口とみて間違いないです。

 

 ★ Demi-sec (ドゥミ・セック) 

 

 ワインの甘辛度合いを示す言葉の一つです。この「Demi-sec」の表記があればやや甘口~甘口のワインということになります。

 

 主にスパークリングワインやシャンパーニュで使われる言葉ですが、スティルワイン(非発泡性ワイン)にも使用される語句です。購入する際は炭酸が入ったスパークリングワインやシャンパーニュと間違えないように気を付けましょう。

 

 おすすめの甘口白ワイン

 

 これまでは甘口の白ワインの探し方をお伝えしました。ここからは私が紹介するオススメの甘口白をご紹介していきます。
 お手頃なものからちょっと高級なものまで順に挙げていきます。

 

 ★ トラベーナー ウルツガルデン リースリング カビネット

 

 

 

 まず最初にご紹介したいのがこのトラべーナー。このワインはあのタイタニック号に積まれていた白ワインとして有名です。


 ドイツ産で、リースリングというブドウ品種を100%使用。ワイン専門誌「ワイン王国」でブライングテイスティング5ッ星を獲得した実績もあります!!83本の中からベスト4に入り、「超特選ベストバイワイン」に選出されました。

 

 豪華客船であるタイタニック号に搭載されている時点で高品質間違いなしの逸品。それなのにお手頃価格なのが嬉しいところです。会話のストーリー性も抜群なのでちょっとした会合や手土産のワインとしても最適です。

 

 輝くような淡い黄緑色。モモのコンポートに、ハーブやユリの花のような優しく上品な香り。口に含むと果実の甘味の中に程よい酸とミネラル感が伸びるボリューム豊かな味わい。少し優雅な気分にさせてくれるやや甘口白ワインです。

※コートーコーポレーションHPより

 

 

 

 ★ ラングート エルペン シュペートレーゼ

 

 

 

 ドイツ産のやや甘口白ワイン。何とドイツ国内のシュペートレーゼ売上No.1!日本のワイン売場でもたまに見かける商品です。
 「ラングート」とは会社の名前。ドイツはもとよりヨーロッパ最大のワイン生産者の一つです。

 

 シュペートレーゼということでやや甘口の飲みやすいタイプとなっています。価格も手頃なので普段飲みにいかがでしょうか。

 

 豊潤なフルーツのアロマとはじけるような酸味がバランス良く調和した味わいが特長のワインです。やや甘口

サッポロビールHPより

 

 

 

 

 ★ ロマヌス・ケラーライ ツェラー・シュヴァルツ・カッツ アウスレーゼ

 

 

 

 「ロマヌス・ケラーライ」という会社が生産する甘口ワイン。こちらもドイツ産です。「シュヴァルツ・カッツ」は上で説明したように、「黒猫」の意味で、ボトルにも黒猫が描かれています。

 

 「ロマヌス・ケラーライ」はドイツのワイン銘醸地で200年以上も続いている伝統ある生産者。コストパフォーマンスが良く評判のいいメーカーです。

 

 「シュヴァルツ・カッツ」はドイツワインでも手頃なランクで造られることが多いですが、このロマヌス・ケラーライ社のカッツはアウスレーゼの等級で造られており、カッツの中でも上級なランクとなっています。

 

 リースリングというドイツならではのブドウ品種を使用。ドイツの高級ワインにも使用されるリースリング100%で造られ、爽やかさと酸味が絶妙にマッチした1本です。

 

 エチケットやボトルのデザインも様々な「ツェラー・シュバルツ・カッツ」の中でも珍しい、アウスレーゼ等級の白ワイン。とりわけ糖度の高いリースリング種のみでつくられた上品な甘みを基調に、爽やかな香りと、心地よい酸味が調和したバランスの良い味わいです。

 

 

 

 ★ ドメーヌ・ブリュネ ヴーヴレ ドゥミ・セック ヴィエイユ・ヴィーニュ

 

 

 

 次にワインの本場フランス産の甘口白ワイン。フランスのロワール地方にある「ヴーヴレ」(Vouvray)のワイン。

 

 商品名が長いですが、「ドメーヌ・ブリュレ」が生産者の名前、「ヴーヴレ」が産地、「ドゥミ・セック」が甘口という意味。そして最後の「ヴィエイユ・ヴィーニュ」というのが古樹のブドウから造られたワイン、ということになります。

 

 「ドメーヌ・ブリュネ」は熟成して飲み頃を迎えたワインだけを出荷するというこだわりをもった生産者。1994年の「ブリュッセル国際ワインコンクール」で極甘口の貴腐ワインで世界最高といわれる「シャトー・ディケム」を押さえて金賞に輝いた実績もあり、一躍有名になりました。

 

 ※シャトー・ディケム・・・ボルドーの世界三大貴腐ワイン「ソーテルヌ」の中でも最高と言われる貴腐ワイン楽天では750mlで少なくとも約4万円します。

 

 

 

 このヴーヴレはロワール地方で栽培が盛んな「シュナン・ブラン」というブドウ品種を100%使用。ヴィエイユ・ヴィーニュの特徴としては円熟味が出て複雑な味わいを醸し、品質がよいと言われています。他の甘口ワインと違った、一歩レベルの高い甘口白をお求めの方にオススメです。

 

 熟成して飲み頃を迎えたワインだけを出荷する拘りのドメーヌによるやや甘口スタイルの白ワイン。白い花やマルメロを想わせる芳醇な香り。チーズやシャルキュトリーと相性が良いです。

※モトックスHPより

 

 

 

 

 ★ ドメーヌ・ド・ラ・モット コトー・デュ・レイヨン ロッシュフォール ドゥー

 

 

 こちらも「ヴーヴレ」と同じフランスのロワール地方にある「コトー・デュ・レイヨンのワイン。「ドゥー」ということで結構な甘口です。

 

 「ドメーヌ・ド・ラ・モット」はロワールでは有名な生産者で、世界一有名なワイン評論家ロバート・パーカーに評価されたこともあり、150件のフランスのレストランにオンリストされており、欧米各国にも輸出されています。

 

 この「ロッシュフォール」はネットでは1980年代後半~1990年代のヴィンテージが販売されています。甘口白のちょっと変わった古酒を飲んでみたいという方にはもってこいです。

 

 

 

 ★ ドメーヌ・ラ ・ロワ・デ・ロージュ ボンヌゾー レ・ペリエール

 

 

 

 フランスのロワール地方、こちらは「ボンヌゾー」というところで造られた甘口白ワイン。商品名は「ドメーヌ・ラ・ロワ・デ・ロージュ」という生産者、「ボンヌゾー」という地区、「レ・ペリエール」という区画で造られた、という意味です。

 

 こちらも古酒となっており、価格も高額となっています。贈り物やプレゼントに最適です。

 

 

 

 まとめ

  

 いかがでしたか?甘口の白ワインの探し方とオススメをご紹介しました。中々探しづらい甘口白ですが、これれで何となくお探しの商品にたどり着くのではないでしょうか?

 

 とはいっても甘口の白ワインは実際の店頭では取り扱いはすごく少なく、辛口のものがほとんどです。手っ取り早く入手したいならネットで買うのも一つの手です。すっきり甘口をお探しの方は極甘口の「貴腐ワイン」を選ばないよう、また、泡物のスパークリングワインを間違って購入しないように注意です。

 

 この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!!